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21歳。大学に受かり、明るい明日を目指すも根本的根暗。 そいつがひねり出す言葉のそれぞれ。自分の過去ログ的な。

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 なんだか余震が無限に断続的に続くんじゃないかって気がした今日の僕です。
心をふーっとするためにも、ブログを書くでげす。

心の整理とか、自分の肩の荷とかがうあぁってなったときの文の作成はやっぱり必要なんじゃないかって思うのです。それを人に見てもらえるってのがまたたのしいんじゃないかなぁなんて、チュウハイでぼやけた頭は
思うわけで。

さて、本題ですが、「思考の整理学」という本がありましてですね。
半ばまで来たあたりで、しばらく、受験期ふくんでたんで、実質一年くらいあいだあいてたんですかね。
受験終わってからちょこっとよんで、半分までのところで止まってしまった。今日まで一月くらいたちましたかね。

進まない理由はよくわかりません。文体が難しいとか、今の自分には必要無さそうとか勝手に思ってるとか、
違うものに興味が移ってるとか。

そもそも読書にハマるときは読書に時間を割くのですが、割かないときは割かない。
主にギターとかPCばっかやってる。(まぁPCはやってるのですが。)
で、しばらく間が開いて、ふと手にとってみるとサクーっと進む。
もう「プライベート・ライアン」ラスト近くの白兵戦で、敵方のナイフが腹部にじっくり喰い込むように進む。

しかも、面白いんですよ。サクっと進むってことは、面白みがあって進んでいるということ。
逆に、止まってしまう時、そのような爽快感はない。むしろ、読むのに若干の辟易をしてしまっている状態。

この期間に何の変化があるのか。ただ単に時間の経過で読めるようになったというのではなく、
その期間の読書が、僕に何らかの影響やら知識を与えて、次の読書を円滑に進めているような。
僕は一冊をかって、終わるまでじっくりという読書ではなく、欲しい本をとりあえず机の上に重ねといて、
読むのに詰まったら他の、他の、と、どんどんローテーションしていく本の読み方をしているのです。
ですから、止まって、次の本を読んで、その本がなにか影響を与えてくれてるのかなぁなんて。

「思考の整理学」についてですが、かなり面白かったです。セレンディピティという言葉もここでならいましたし、
僕の考え方にまた新しい方法を付け加えてくれるような。
今日読んだところには、人との会話の重要性が語られていましたが、僕も最近それを感じているところで。
著者は、自分の所属だとか、専門に関係の無い人との会話のほうがセレンディピティやらヒラメキを
与えると言っていましたが、これもたしかに。と思えるところで。

中学時代は市立だったんでまぁ不良から秀才なんでもござれだったのですが、
高校は私立で、まぁ自称進学校とか、なんちゃって進学校だったのですが、
それでも僕の友人はそこそこ名のあるところに行って、頑張っているみたいでした。

僕の受験が終わり、高校の連中と同窓会をやったときの経験が、著者のいっていることの裏付けになっていると思うのです。
理系ですから、まぁまとまってるといえばまとまっているけれど、専門としていることとか、
目指しているところなんていうのは全く違って。それこそ、何が面白いとか、性癖とか、ぜんぜん異なる。
でもやっぱりみんなで集まると段違いに面白い。

それは、きっと「多様性」が生むものなのだと思う。もちろん、心を通わせた青春の一員だというのもあるが、
そうではない。みんながみんな違って、それぞれの足跡がまったくちがうから、一点にまとめたとき、
カオスが生まれて、その混沌がまた心地良いのだと思う。
浪人時代の孤独が、それを反面教師的に教えてくれている。
馴れ合いというのはやっかいなものだが、友人を持つことはやはりとってもありがたく、おもしろいことだなと
再認識したのです。

その一人には「直結厨」だなんていわれて、僕もそれを非常に認めているところなのですが、
それでもやはり、異性とつきあうことは、自分の脳に新たな変化だったり、面白さを付け加えてくれると思うのです。実際そういう事を経験もしました。知的な女性と話すことはこうも面白いことかと気づけたのはいいことです。また誘ってみたいな。

話は変わり、今日読んだ本には、いわゆる、”ラノベ”とぶんるいされているものがあります。
僕は結構これが好きです。何が好きかといえば、もちろん、ストーリーの面白さが一番に来るのですが、
読みやすさという観点です。文が氾濫していて普通の小説より読みにくいラノベもありますが、
一般的に、もう少し読みやすいと思います。それが気持ちがいい。
たしかに、文学や新書と比べたら実になる知識やら考え方は少ないかもしれないけれど、
ラノベには夢があるとおもうのです。「くだらねぇ。何が夢だよ。現実見ろよ。」とおっしゃる方も
いるかも知れませんが、こういう夢こそが、将来的なヴィジョンだったり、やりたいことの原動力
になったりすると感じるのです。些細だけど面白いアイデアだとか、兵器の設定だとか、
現実離れしているかもしれませんが、それを現実にしたいなって考える人がいてもおかしくない。
そういう、夢をみる余地が残されているのがライトノベルの良さなのではないかなと思うのです。
「デュラララ9」も「新約・とある魔術の禁書目録」もどちらもとても面白い。一日で数冊読める
読みやすさで、尚且つ読後感はさっぱりしている。爽快だ。ライトノベルを毛嫌いしている人、
一度読んでみてはいかがでしょうか。

でもな、たまっている小説もあるんだ。「ノルウェイの森」も「1Q84三巻」も文学で行ったら「草枕」「芥川全集」
「老人と海」なんてのも全然読めてない。置いてあるだけ。いずれ読みたいですね。
でも、本は慌てて読むものではない。読みたい時に読んで、読めるときに読めるだけ、
潜るように読むのが一番いいんです。無理に読まされたりする読書は宿題で、全然面白くない。
自主性があって其れがモチベーションになって本に潜るのが面白いのです。

春のこの日差しを浴び、風の匂いを感じながら読書をするのはいいものですよ。


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Nagisa
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34
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男性
誕生日:
1990/02/21
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学生
趣味:
ギター演奏/音楽鑑賞/アニメ鑑賞/いい声、音を聞くこと
自己紹介:
三年間を取り戻すには。もがくしかないでしょう。
inferior complexを改善する段階。
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