忍者ブログ

21歳。大学に受かり、明るい明日を目指すも根本的根暗。 そいつがひねり出す言葉のそれぞれ。自分の過去ログ的な。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんばんは。なんだか思い切り久しぶりな気が。前回のブログもこういう始まりをした記憶が。
皆様大学生活が始まって街は春になり、桜は花をちらし、道路にはその残滓。
詩人か!いえ、ただの愚者です。山崎12年をちょっと飲んだら汗がブワってでながら書いてます。

※まどかマギカネタバレ有り
昨日というか今日の夜中にまどかマギカの3話連続放送がありましたね。
僕はオンタイムでは見てないのですが、11話、12話を拝見いたしました。
なんだか10話以降自分が思っている以上に久々で、OPでなんだか久々だなぁって感慨深かったものです。
11話を見た直後、マトリックスのエンドと同じなんじゃ、と予測したのですが、
受け入れるという点ではあっていたのかも。なんだかんだうまくまとまって、
虚淵氏の言うハッピーエンドになったのではないかと。僕としては、誰かが”死”という犠牲を払って、
その上に助かるのかななんて思っていたのですが、それより格段に幸せなハッピーエンドでしたね。
良いアニメでした。楽しめました。

しかしです。僕として今季(まぁまどかは前期かもしれないが)「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
をパワープッシュします。ぜひとも見てください好きな人はがっちり掴まれる。true tearsとか好きなら絶対見ろ

あと、カイジも、Cってアニメも面白いです。ぜひ。

※ネタバレ的なsomethingは終わり。

さてさて、話を変えましょう。最近はずっと本ばっか読んでいました。
おかげでなんだか腰のあたりがうはうはいっとります。
「1Q84」の三巻目だったり、「ノルウェイの森」だったり、あとは河合隼雄さんの本を読みました。

なんだかんだ村上春樹の本は面白いなぁって思ったのです。
賛否両論ある人かもしれませんし、僕自身も、彼の描く性描写の記号的意味をあまり理解できないでいる。
それでもやっぱスパーっと読めて、読後感は割といい。
「ノルウェイの森」にいたっては、今まで見た村上さんの作品で1,2を争う面白さだったかもしれません。
争ってるのは「ねじまき鳥クロニクル」これも面白い。
あとに読んだ「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」という対談形式の本で、
「ノルウェイの森」は死とセックスの話だ、なんて著者自身が書いていました。たしかにそうなんですが、
作中の登場人物の年齢が僕自身と割と近いこともあり、共感部分が多いというか、
あの時の心の葛藤とか、そう言うのが村上春樹が描いてて、楽しかった。
誰しもそうですけど、作家というのは、その人らしさがでるから面白いですよね。
「この人の書いた文かなぁ」って思える。でも作家の手を離れた瞬間それは一人歩きを始めるみたいです。


またまた話は変わりまして、本についているアンケート用紙に「SNSの面白さ」
とかいうメモを下手な字で書いてありまして。ですからちょっとこれについても書きたいなと。

おそらくこれを考えたのは、河合隼雄さんの本を読んでいて、”友人”とか”付き合い”について考えたから
だと思います。それと、タイミングよく高校時代の卒業アルバムをみたのも影響するかと思います。

このブログを見てくれてる方にはおわかりかと思いますが、僕は3年間浪人をしまして。
故に、普通に大学生を行っていた方に比べ交友関係が限りなく過去を主軸に構成されています。
それは現在にももちろん存在しているのですが、過去という場を介在にして成り立っている。
僕の生きている時間軸で、現在という場を介在にして成り立たせている友人はいなくて。
そもそも友人なんというのはできた瞬間、過去を軸にできていって、それから
今と繋がっているのかもしれませんが、ともかく、今現在、簡単にいえば新しい友だちみたいなものがいない。
それは結構悲しいことであり、同時に友達のありがたさを感じられる原因でもあり。

それでですね、皆様いったい誰を”友達”と呼んでいますかね?
僕は”知り合い”も友達にはいるのかなぁとか、でもそれって知り合いじゃね?とか思ってて。
でも、やっぱり友達は友達でしかなくて、知り合いと一線を隠しているのではないかと感じたのです。

そもそも、僕らが小学校中学校、いわゆる幼なじみなんていわれている友達というのは、
その時はかなり心が敏感で、こころと心をぶつけて会話していた。
それはただ単に、スムーズに進行させる術をしらないだけだったりするのですが、
とにかく、激しいぶつかり合いだった。
だからこそ、繋がりが深かったのかもしれないなと。過去を共有しているから、
久々にあっても過去を話題に話すことはできるというのはありますが、それでも仲がいいんじゃないかなと。
高校生にもなると、中学生の時と比べて心は多少落ち着いて、脳が発達して、
何をどうすれば相手に意思を伝えられるかという術を身につけてくる。そして心を激しく動かすことが
割と疲れてくる。疲れるから心を守るために手段が発達したとも言える。
そういうと、中学より繋がりうすいじゃん!ってなるけど、そうでもない。関係性がドライになるというのは
認めざるをえないかもしれませんが。
けれども、過去を共有しているというアドバンテージがあるから、集まればずっと笑っていられる。
まぁ面白い。

ですが、こうやって人生のステージが上がるたびに、人は大人になり、心を動かすことを嫌い、
自分が一番可愛くなり、心が疲れる事のないように口先や脳を鍛えて、円滑に事を運び出す。
そう考えると、友人関係って、どんどん希薄になるのではないかと考えたのですよ。
中学生が言う「おめぇ本気になれよ!」っていう熱さがない。だんだん熱が冷めてくる。
それは全然悪いことでないし、仕方のないことであり、最適化でもある。
でもやっぱ関係性が希薄になるってのは悲しい。誰かが言う”半透明関係”です。

で、そういう事を踏まえた上で、あなたは友達がいますか?
友達って難しいんですね。僕は僕自身が友達だなぁって思ってる人が何人かいます。
定義を緩めればもう少しいます。それ以上緩めると”知り合い”になる。

さて、話が戻ってきました。そこで考えるSNSの面白さとは。
これはリアルで付き合える人数以上の人間と”半透明な”関係を結べることにあると思ったのです。
友達100人出来るかな!できねぇっす。普通できねぇっす。
でも、関係性の定義を緩めるならできる。SNSを使えば”半透明な”友達はそこそこ増えるのだと思いました。
しかしながら、半透明なんですねぇ。これが逆に悲しさや寂しさを増幅させるスイッチになっているとも
考えられるわけで。

いかんせんまとまってませんが、こう言うことをぐだーって考えちゃったわけです。

僕はきっといろいろな部分を見せやすい性格がある。隠したほうが都合よく行くことでも
さらけ出して、その上で僕を飲み込んでくれというスタンスでいる。これはひょっとしたら賢くない。
むしろバカ。でも、うまくそういうバランスを取れないんですよ。

恋愛でゲームをする人見れば、心が砕けるまでぶつかる人もいる。そういう違いです。
些細ですが大きい。

言葉を優しく。心は柔軟に。誰かの言葉によって心がざわめきふらつく。
心を荒立てることなく。心を優しく。言葉は柔軟に。
自分の心が誰彼の心を飲み込んだり包み込んだりするのはおよそ不可能。相手も人間である。
独占欲は尽きることはないが、それは高嶺の花。霊峰の花。手が届かない。
独占することは出来ない。それならある程度で一種の諦めを自分の中で飲み込めば、自分と相手の
関係性がより強くなる。より近づく。より前を向ける。
包まなくていい。手をつなぎ合ってればおそらく大丈夫。離さなければおそらく大丈夫。

ということで、お聴きください”you were there”

拍手[0回]

PR

◎ プロフィール
HN:
Nagisa
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/02/21
職業:
学生
趣味:
ギター演奏/音楽鑑賞/アニメ鑑賞/いい声、音を聞くこと
自己紹介:
三年間を取り戻すには。もがくしかないでしょう。
inferior complexを改善する段階。
◎ カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
◎ カウンター
◎ バーコード
◎ フリーエリア
◎ 最新コメント
[05/22 はっち]
[04/05 はっち]
[04/05 author]
[04/05 けんた。]
◎ 最新トラックバック
◎ ブログ内検索
◎ P R
Script: Ninja Blog 
Design by: タイムカプセル
忍者ブログ 
[PR]